1948-05-25 第2回国会 衆議院 労働委員会 第5号
そこでこの企業合理化ということが必然的に行われるのでありますけれども、勞働問題と申しましても、勞働問題はすなわち重要なる經濟問題でありまして、政府がいろいろ最近發表せられた白書などによりましても、日本の經濟の實體を御説明になつておりますが、現在の段階において、政府は日本の經濟を復興する立場から、一體勞働問題をどういうふうに考えておいでになるのであるかということの、根本的なお考えがどうもはつきりしないのであります
そこでこの企業合理化ということが必然的に行われるのでありますけれども、勞働問題と申しましても、勞働問題はすなわち重要なる經濟問題でありまして、政府がいろいろ最近發表せられた白書などによりましても、日本の經濟の實體を御説明になつておりますが、現在の段階において、政府は日本の經濟を復興する立場から、一體勞働問題をどういうふうに考えておいでになるのであるかということの、根本的なお考えがどうもはつきりしないのであります
全日本の經濟問題、全日本の交通問題に非常な重大な影響があるのであつて、これは關門の連絡の問題、青凾の連絡の問題、古くは關釜の連絡の問題と同樣なのであります。一高松の問題でも、宇野の問題でもなく、一岡山、香川縣の問題でもないのであります。
併し観光事業と申しましても、決してこれは單に經濟問題だけの問題でなく、日本の文化水準を高める。又國際親善を來すというような大きな效果もあり、又観光事業を通じまして一般の勤勞者に對して十分の慰安を與えるというようなことも考えなければならないと思うのであります。
但し私の考えといたしましては、生活問題、或いは經濟問題だけを中心として今日行くのではなくして、乏しいけれども文化的な方面には十分力を入れて行かなければならないのだ、經濟問題を伴わなくとも、精神方面において十分そういう方面に國民の關心を集め、又政府もその方面に努力しておるということをかねて主張いたしておるのでありまして、この面においては相竝べて行きたい。詰り經濟運動と精神運動とを竝べて行きたい。
總理の言われる財政問題、經濟問題、これらの見透しを持つて後にこういう觀光事業と仰しやるけれども、我々は長い先のことを考えますので、今からその準備においても、横の連絡について何がしかの機關なり構想を練らなければならんということを或々一同は強く考えておることを申上げたいと思います。
私はここではただ經濟問題についての政策についてだけお聽きしたいと思います。これを見ますと、實に結構な政策がずつと竝んでおります。特に今日の危機を切り拔けるためにどういうふうな政策をとらなければならないか、この基本精神は、すなわち社會主義的な政策でなければならない。
○淺利委員 先刻河合委員から御質問があつたようでありますが、この山林の分割問題でありますが、河合委員は山林を分割して、みずから植林する者にやれという御意見でありまするが、結局これは經濟問題で、現在の地主がやろうが、あるいは森林組合がやろうが、現在のような經濟状態では、自然に植林の意欲は減退するだろうと思つております。
ただその總務局の中に一つの課がございまして、そこでもつぱら經濟問題をやつております。ごく率直に申し上げますと、ただいま御指摘のありました通り、從來のように在外公館をもち、そこらのいろんな情報に基きまして渉外關係を處理していくというような部面の仕事はありません。
いわゆるやみ取引が行われておつても、經濟問題であるから警察はこうすることもできないわけですが、これは改めて方法をとるのですか。
アメリカ大統領候補及び國内經濟問題に關する輿論調査西半球平和及び安全保障米州會議、アメリカ國務省の運營と改革、最近の國際情勢八月號、アメリカ經濟の動向、戰後アメリカ共産黨と反共運動、マーシヤル計畫とアメリカの國民經濟、これらはいずれも部數がございませんので、專門調査員の方に原本を所持しております。必要の方はこれについてごらんを願います。 ―――――――――――――
だから水害その他の問題にしても、或いは經濟問題にしても、講和會議が行われなければ、第一歩を踏み出すことはできない。そうして第一、講和會議が行われるためには、日本が民主化の努力を特に教育の方面でやつておるということで、これは委員各位及び文部當局においても十分御承知のように、國民の間において、長年培つた軍國主義の教育の影響というものほ決して拂拭されておりません。
補正豫算の提出にあたりまして、現下の財政經濟問題につき所信を述べた次第でありますが、各位におかれましては、何とぞ政府の意の存するところを御了察の上、速やかに本案に御贊成あらんことを希望する次第であります。(拍手) ━━━━◇━━━━━
これは私どもの考え方からいたしますれば、きわめて民主的でありまして、でき得る限り民營事業の發達を要望しておる時代でありますから、この特定局の廢止につきまして、特に任用制度はもちろんのこと、これ經濟問題についても、今までのような制度におきまして著しく弊害のない限りは、この制度による民主的な活動を自由にさせるという特定局が欲しいと思う次第であります。
しかしながら最近の經濟問題、特に賃上げ問題については、この二つの組合の考え方は事ごとに相反しておるようにわれわれには受けとられる。勞働戰線の統一ということについて、首相に代つて勞働大臣はどういうふうなお考えをもつておるか、これが第一點。 第二點は、二月一日のゼネラル・ストライキは、マツカーサー元帥の、この荒廢の日本の現状においては破壞の武器の使用を許さないという聲明によつて中止された。
第二の、米價を國會で決定することが至當ではないか、こういう御意見でありまするが、米價は今お述べになりました通り、まことに重要なる經濟問題でありまして、物價に響きまする點から、あるいは國民の生活全般に及ぼす影響等を考えますると、重要な問題であります。
そこでこの石炭國家管理案は、今度の議會におきましては、はしなくも純經濟問題から政治問題にまで發展をせんといたしている状況を示しているのでありますが、この石炭國管案が成るか成らないかは、まさに日本の經濟の基底を築くか築かないか、安定に導く誘いの水をここで十分に盛り得るかどうかという岐れ目、いわば經濟安定か不安定かの分水嶺に立つのが、私は實は國家管理案だとさえ考えている。
一に基礎産業中の基礎産業である石炭が出なければ、日本の經濟復興はできぬ、生産増強もできない、經濟は崩壤する、こういう差迫つた現實の問題に直面して、どうしてもこの際は、マツカーサー元帥から激勵されようがされまいが、これは日本の經濟問題として、あるいはもつと廣言えば、日本國民存亡のいわゆる重大なる點として、一つならねばならぬということに立脚してやつておるので、從つてこれは決してイデオロギーからきておるのでなくして
今の御答辯を聽いていると、そのようでもあるし、そうでないようでもあるし、どうもはつきりしないのですが、この五つの條項をあげてありますが、勞働條件あるいは勞働能率とか、あるいは經濟問題に關しては、これは議を經なければいけないのだ。その他のことに關しては議を經なかつた場合は裁定が求めらるから決議機關じやないのだ。
たとえば勞働問題としては就業の平準化、勞働者自身のなす共濟組合の設立奬勵、時間外勞働または殘業の廢止、勞働時間の短縮または休日の増加、操業短縮または交代制の採用、こういうようなことを述べておりまして、その他にも經濟問題についていろいろ對策もございますが、こういつた諸種の事業は、政府の政治力が貧困であるということよりも、こういつたことのできない今日の日本の經濟状態、すなわち資金の極度に梗塞しておる、あるいは
そこで要するに、人間が生活するために必要とするところの物資と資源、そういつたものが限られている場合において、全人口と全勞働人口との割合において、これが十分なるところの配給が受け得ない場合において當然生活難が起り、また經濟問題としては、産業がこれらの失業者を吸收し得ないような、資本主義的な缺陥において失業者が出てくる。私はそういうぐあいに考えている。
本法はどこまでも經濟問題の査察、經濟問題のために調べなければならないというそういう目的をもつていく場合であるから、それは令状がなくてもよろしい。それはごく簡單な例をもつて見ますると、犯罪捜査の場合は、その人を縛るというようなことが主になりましよう。
その目的とするところは、さきに政府の發表いたしました千八百圓のベースでは、とうてい現在の生活を支えていくことができないという深刻なる經濟問題から出發しているのであります。過般和田安本長官は、千八百圓の收入でも十一月から月に四百圓の黒字になることを發表されたのであります。
今日までの農業會が農村によつて、いわゆる農民の上に君臨しましてやりましたところの、もろもろの經濟問題と結びついておる。そこに村の役員であつてもあるいは縣役員であつても、離れがたい考えをもつておるから、一生懸命に農業協同組合を農業會の看板に塗りかえそうともがいておるわけであります。
なおいろいろ現在の經濟問題から傾斜生産が行われる、これはきめてやむを得ないことでありますが、そのために犠牲産業ができて、この犠牲産業の面における失業者というものが大量に豫想される。